お客様のご案内を担当している人なら疑問に思う事もないと思いますが、会社にいらっしゃったお客様を「初めてご案内する方」や「担当が違っていまいちマナーがわからない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
わかっているつもりでも、いざ案内するとなると、途中で迷ってしまうこともあるかもしれません。
そこで、お客様をご案内する時のマナーとして、階段やエレベーターでの歩き方や乗り方についてご紹介していきます。
お客様を案内する時のマナー 階段はどうするの
お客様をご案内する時に、階段や廊下ではお客様の斜め前を歩いてご案内するというのは多くの方がご存知だと思います。
お客様の歩く速度に合わせて2、3歩前を歩くのが良いとされています。
そこで、まず最初に階段でお客様をご案内する時のマナーの動画をのせておきます。
◯斜め2、3歩前を歩く。
◯お客様の歩くペースに合わせて歩く。
◯お客様の下側を歩く。
理由その1・・・お客様を見下さない。
理由その2・・・お客様がつまずいた時などにお客様をサポートできる。
◯上り階段ではお客様が先に歩いてもらう。
◯下り階段ではお客様の前を歩く。
ただし、上り階段で行き先がわからないので不安に思っているお客様には「お先に失礼します」と言ってから先を歩く。
以上が動画で紹介されていました。
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ここからは、「ちょっと疑問に思ってしまう可能性がある階段でのお客様のご案内」をご紹介します。
もしあなたが男性でご案内するお客様がミニスカートを穿いた女性だった場合にはどうしましょう。
基本のマナーでは、上り階段ではお客様の後を歩くということでしたが、ミニスカートを穿いた女性なら気になるもの。
すでに動画をご覧頂いたのであれば、予想がつくと思います。
このような場合には、お客様に一言「お先に失礼します」と言って先に階段を上りましょう。
また、お客様を誘導する際にまっすぐ歩くと、お客様はちょっとさみしく感じてしまうことも。
そんな時には、体を斜め気味にしてお客様を気にしながら前を歩いてご案内しましょう。
曲がり角では、手を使って「こちらです」とご案内するとより親切に感じます。
段差がある場所では、「お足元にご注意下さい」とお知らせするのも良いですね。
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お客様を案内する時のマナー エレベーターはどうするの
次にエレベーターでお客様をご案内する時のマナーをご紹介します。
まず最初に、基本のマナーを動画でご紹介します。
◯エレベーターのボタンを押す、またはドアを手でおさえておく。
◯「どうぞ」と言ってお客様から先にエレベーターに乗ってもらう。
◯お客様がエレベーターに乗ったら、自分はエレベーターの操作盤の前に立ち、行き先のボタンを押してドアを閉める。
◯エレベーターを降りる時には、お客様に先に降りてもらう。
◯その時に、ドアの「開く」ボタンを押しておくか、ドアが閉まらないように手でおさえておく。
ここで、よりお客様を不安にさせない廊下、階段、エレベーターでのご案内についてワンポイントをご紹介します。
◯お客様に行き先を伝える。
受付でお客様に行き先を伝えていることもあるかもしれませんが、案内する人が歩きながら、「その先を左へ曲がります」とか、「こちらのエレベーターで5階まで上ります」など伝えながらお客様をご案内すると不安になる事もないのではないでしょうか。
まとめ
初めての印象は強く残るものなので、親切なご案内を心がけたいものですね。
お客様に良い印象を与えるためにも丁寧で気遣いのあるご案内は大切だと思います。
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