女性の冷えの6つの原因とは?5種類の冷えのタイプと予防法はこれ!

身体が冷えると、いろんな病気にかかりやすくなってしまいます。

病気の予防のためにも冷えないようにしたいもの。

そこで、女性の冷えの6つの原因についてご紹介します。

また、5種類の冷えのタイプと予防法、さらに冷えの種類によって適している漢方薬もご紹介!

冷えで困っているなら要チェックです。

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冷えの6つの原因とは?

冷えをそのまま放っておくと血流が悪くなり、体中の臓器に酵素や栄養を運ぶことができなくなります。

その結果、様々な病気を引き起こしてしまう原因にもなります。

まずは、女性の冷えの6つの原因からご紹介しましょう。

女性の冷えの原因その1 無理なダイエット

激しいダイエット、無理なダイエットをすると体内の熱生産を低下させるので、冷えの原因になります。

無理なダイエットとは、食事をとらないダイエット、1つの食べ物だけを食べ続けるダイエット、短期間で急激に体重が減るダイエット、ダイエットサプリメントだけに頼るダイエットなどです。

無理なダイエットは、冷えの原因にもなりますし、体臭の原因、貧血、脂肪肝などの原因にもなります。

女性の冷えの原因その2 ストレス

ストレスは、体温の調節に関わっている自律神経を乱して、冷えを生じさせます。

ストレスを感じると交感神経が優位になり、抹消にある血管が収縮して血の流れる量が低下します。

交感神経が優位になると、リラックスできないため、緊張した状態も続いてしまいます。

その結果、身体の末端部分の手や足の指先などに冷えを感じるのです。

また、冬など寒い時に身体が冷えると、熱を逃がさないように交感神経が働き、末梢の血管が収縮し、冷えの原因になることもあります。

女性の冷えの原因その3 過度の冷房や冷たい食べ物、冷たい飲み物の摂取

過度の冷房は身体の外側から冷やしてしまいます。

基礎代謝が高く、冷えを感じにくい男性と一緒の部屋では、夏のエアコンの温度設定が難しいこともあるかもしれませんが、あまり過度の冷房は良くありません。

さらに、冷たい食べ物や飲み物は、身体の中から冷やしてしまい、冷えの原因になることもあります。

女性の冷えの原因その4 運動不足

運動不足だと、筋肉の量が少なくなってしまい、体内の熱生産がされにくくなります。

基礎代謝がダウンしてしまうのです。

基礎代謝をあげるためには、主に下半身の筋肉をつけると効果的です。

太もも、おしり、ふくらはぎなどには、全身の約60%の筋肉が集まっています。

その中で、太ももは全身の筋肉の約40%を占めています。

太ももの筋トレは、自宅で手軽にできて効果も高いスクワットがおすすめ。

大腿四頭筋(だいたいしとうきん)、太ももの裏側にあるハムストリング、おしりの筋肉の大殿筋(だいでんきん)、下腿三頭筋(かたいさんとうきん)がスクワットで鍛えられます。

ここで、スクワットの動画をご紹介します。

女性の冷えの原因その5 シャワー浴

身体の汚れを落とす時に、シャワーだけで済ませるシャワー浴は冷えの原因の1つです。

身体の表面の温度はあがりますが、身体の中から温まることはできないので、冷えの原因にもなりますし、たまった疲れがとれにくいということも言えます。

ゆっくりとお風呂に浸かって、身体の中から温めましょう。

女性の冷えの原因その6 鎮痛剤の乱用

頭痛や生理痛を抑えるために、鎮痛剤を使用する女性も多いのではないでしょうか?

その鎮痛剤を飲むと、体温が0.5度下がってしまうと言われています。

出来れば使いたくないですよね。

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女性の5種類の冷えのタイプと予防法はこれ!

漢方医学の場合には、冷えの症状を1つにまとめていません。

冷えの症状にも5種類のタイプがあるので、予防法とその症状に用いられる漢方薬をご紹介します。

全身が冷えるタイプの全身型

全身が冷える全身型は、体内の熱生産が低下することで、新陳代謝が低下し、全身が冷えます。

冷えの症状は気力や食欲が失われたり、倦怠感や疲労感が起こることがあります。

全身型の冷えの予防法

全身が冷える全身型の予防法は、しっかりと睡眠時間をとったり休憩をとったりすることが大切です。

また、基礎代謝をアップさせるためのスクワットなどの運動をすることも大切です。

全身型の冷えに用いられる漢方薬

全身型の冷えで食欲不振、疲労倦怠の場合に用いられる漢方薬

十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)、人参養栄湯(にんじんようえいとう)、補中益気湯(ほちゅうえっきとう)など。

全身型の冷えで胃痛、腹痛の場合に用いられる漢方薬

大建中湯(だいけんちゅうとう)、人参湯(にんじんとう)、六君子湯(りっくんしとう)、真武湯(しんぶとう)など。

全身型の冷えで頻尿、排尿困難に用いられる漢方薬

牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)、六味丸(ろくみがん)、八味地黄丸(はちみじおうがん)など。

手足が冷えるタイプの四肢末端型

手足が冷えるタイプの四肢末端型(ししまったんがた)は、手足の先まで血液が回らないことで、手足に冷えを感じるタイプの冷えです。

原因は、無理なダイエットや血の生成量を低下させてしまう疲労などで女性に多いタイプの冷えです。

四肢末端型の冷えの予防法

筋肉を鍛えて筋肉量を増やし、基礎代謝をあげることや、良質のタンパク質を摂取することなどが四肢末端型の冷えの予防法になります。

また、自律神経を整えることも予防法になります。

四肢末端型の冷えに用いられる漢方薬

四肢末端型の冷えでは、血を補って身体を温める生薬の当期(とうき)が入っている漢方薬が用いられます。

当期芍薬散(とうきしゃくやくさん)、温経湯(うんけいとう)、当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうぎょうとう)など。

ストレスで冷える体感異常型

ストレスが原因で、自律神経に影響がでることによって生じる冷えが、体感異常型の冷えです。

ストレスから手足に冷えを感じます。

体感異常型の冷えの予防法

ストレスをためないことが大切なので、ぬるめのお湯にゆっくりと浸かったり、アロマテラピーなどでリラックスするのも良いでしょう。

体感異常型の冷えに用いられる漢方薬

体感異常型の冷えには、肝の失調を整える生薬の柴胡(さいこ)が入っている漢方薬が用いられます。

抑肝散(よくかんさん)、四逆散(しぎゃくさん)、加味逍遙散(かみしょうようさん)、柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)、抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)など。

下半身だけが冷える上熱下寒型

下半身だけが冷える上熱下寒型(じょうねつげかんがた)は、血や気の巡りが悪く滞っている状態で、上半身がのぼせ、下半身が冷えるタイプの冷えです。

上半身の症状は、目の充血、顔・頭のほてりやのぼせ、めまいなどで、下半身の症状は足や腰の冷え、下腹部の冷え、腰の痛みやだるさなどです。

顔がほてっているので、冷えと気づきにくいので注意が必要です。

また、頭痛やイライラなど上半身に不調が出やすいのが特徴です。

上熱下寒型の冷えの予防法

インナーマッスルが硬くなり、坐骨神経を圧迫することで、脚の血流不足になり冷えるのが原因だったり、ふくらはぎの腓腹筋がこわばることにより、下肢静脈の流れが悪くなることが原因だったりします。

そこで、予防法としては、体感ストレッチをしてインナーマッスルを鍛えておくのがおすすめです。

上熱下寒型の冷えに用いられる漢方薬

上熱下寒型の冷えには、血や気を巡らせる生薬の「桂枝/けいし」、「桃仁/とうにん」などが入っている漢方薬が用いられます。

桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)、五積散(ごしゃくさん)、桃核承気湯(とうかくじょうきとう)など。

内臓が冷える内蔵型

内蔵が冷える内蔵型の冷え性は、気温が低くなっても、血液を身体の中心にある内臓に集めることができません。

交感神経の働きが弱いため、手足の血管の収縮がうまくできないのが、内蔵型の冷えにつながる原因になります。

内蔵型の冷えの予防法

運動不足、加齢などが原因で筋肉量が少なくなっているので、予防法としてはランニングやスクワットなどで筋肉の量を増やしておくことが大切です。

また、冷たい食べ物や飲み物などの摂取を控えめにしたり、無理なダイエットでカロリー不足を起こさないようにしましょう。

内蔵型の冷えに用いられる漢方薬

内蔵型の冷えに用いられる漢方薬は、漢方薬の名前に、お腹を温める「中」のついた漢方薬がおすすめです。

小建中湯(しょうけんちゅうとう)、大建中湯(だいけんちゅうとう)、当帰建中湯(とうきけんちゅうとう)、黄耆建中湯(おうぎけんちゅうとう)など。

まとめ

「女性の冷えの6つの原因とは?5種類の冷えのタイプと予防法はこれ!」という内容でご紹介しました。

女性にとって冷えは辛いものです。

出来れば普段から運動をして基礎代謝をあげておくのが理想的なのですが、冷えで困ったら漢方薬を使ってみるのも良いのではないでしょうか?

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